今日は伊藤忠アドバンスロジスティックのBBスタンスを検討します。

直近のリートのIPO初値は、公募割れが３件ほど続いたようですが、これは大丈夫でしょう。伊藤忠、物流特化、物件も新しく場所もいい。大幅な値上げはしないまでも、手数料を含めてもプラスになると予想します。万一、この案件が公募割れ＆初値以降回復しないなんてことがあるなら、当面のリート案件参加を見送ろうと思います。（すごいのが出たら別です）

ただ、私が目標とする利回りには到達しておらず配当目当ての長期保有はできません。また、初値売り抜けでは大した利益は期待できず（たくさん買える人は数で稼げるでしょうが今後の多数の上場を考慮すると短期で売れない可能性があるものは保有したくない）、私の資金移動速度では抽選が終わってから移動してもマリオンのBBに間に合わない（コンビニ行って面倒な出し入れをしたくない）ので、落ちている小銭は拾わずに行くことにします。

伊藤忠アドバンストロジスティク初値予想値：107,000円（+7000円）以上
BBへの参加：すべての参加を見送ります

ナルミア・インターナショナルのBBが開始されましたのでBBへの参加について検討します。

事前の有力ブログの評価はかなり低く、検討予知なく見送ったほうがよさそうな雰囲気ですが、公開情報を見る限り業績も悪くなく売上、利益率も悪くない業績なのでなぜそこまで評価が低いのかについてマイナス要素を考えてみます。

マイナス要素として触れられている点は、
・再上場案件。前回のイメージが悪い（ただ初値はプラスだった）
・ファンド勢の上場ゴール、出口案件の処分臭が漂う
・業種がアパレル、さらに子供服と少子化の時代に人気がない
のようです。

ただ、VCのロックアップは1.5倍または90日としっかりかかっており、上場即売りはありません。おそらく人気薄から販売価格も割安設定になりそうで、株主優待の内容次第ではお買い得な株のような気がします。

ただ、私の目指す路線はIPOでの利益確保ですので、高値で買う人がいないことには話になりません。また、抽選日が8/29なのでハズレ後に出金申し込みをし8/30受理、8/31執行では8/30締の有望株のマリオンのBB参加にも間に合いません。

なぜ人気がないのかは理解しがたい点も残りますが、誰も買わないと値上がりはしないので（初回IPO当選はしたいが損はしたくなく）、ナルミアへのBBはすべての証券会社分を申請しないこととします。

BBスタンス：申し込みを見送ります。

いよいよ次週から9月上場のBBが開始されます。まずはトップバッターのAndfactoryへのBBスタンスを検討します。

業績好調、人気の業種、VCも参入しておらず、ロックアップも180日としっかりしており期待できそうですが、1円ストックオプションが大量にあり、かつ既に行使期間へ入っている点が気になります。

それ以上に気になるのが、目論見書の修正事項（第二部第２-４【事業のリスク】です。
前年度（第３期）の売上高の58.9%（今年度は30.2％まで低減）を占めていたP社との取引が今年の10月以降なくなるとのこと。前年度から本年度（3/4期）で売上高に比べ経常利益の増加が鈍く、P社の利益貢献が大きく、増加した売上分の利益が少ない可能性が気になります。

小さなことが気になる性格なので、損益資産してみました。売上をP社とその他へ２分割、それぞれの利益率は変化していないとの多少強引な条件で第３期と第４期（3/4）で連立方程式を解くと、P社の利益率が50％に対し、その他の利益率は7.5％となりました。前提条件が強引なので低精度ですが、10月以降の利益率低下を警戒したほうがよさそう。（もちろん、仮に上記としてもそれを補う企業活動が実施されるでしょう）

（万一当選できたら）初値即売するので業績なんてどうでもいいのですが、上記が真実としたら思ったほどの高値がつかないかも知れません。

少々長くなりましたが、
　BBスタンス：参加
　初値：4200円（+163,000円)
と予想します。

【BB申請予定内容】
みずほ証券：１口
大和証券：1口
SBI証券：参加（申請数はナルミアと伊藤忠アドバンスを見て確定）
岩井コスモ証券：１口
いちよし証券/エース証券：口座なし